こんにちは、まこです。
今回は【いじわるキラーチューン】をご紹介します。
【いじわるキラーチューン】は「デザート」(講談社)2017年2月号~11月号に連載されていました。コミックスも全2巻で完結している作品です。
主人公こむぎは姉と2人でお父さんが遺してくれたパン屋「ふんわり堂」営んでいます。忙しくて、恋もしたことがないこむぎ。ある日、朝帰りした隣のビルに住むバンドマン煌人(きらと)と出会います。イジワルなことを言う煌人ですが、時々やさしくって甘い煌人にアタフタ・・・そんな時、 煌人の音楽を聴いたことでこむぎが自分の本心に気づいて・・・!?
全2巻なので忙しい時間の合間でもさらっと読めちゃうのもオススメですよ!
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作者は桐島りら(きりしま りら)先生
岡山県出身の漫画家先生です。
2007年 に『キララカクメイ』が「デザート新人まんが賞に「キララカクメイ」が入賞し、デビューしています。以降、主に「デザート」(講談社)で執筆しています。
オススメポイント
・バンドマン煌人のキザな言動やしぐさがキュンポイント!
・主人公こむぎが煌人の音楽をきっかけに、どんどん自分に素直になって成長している姿がカワイイ
・こむぎに振り回される 煌人 がとってもかわいい
すごく温かい話なので、疲れた時に読むと、心に癒しを与えてくれる作品ですよ!
あらすじ
主人公・白井こむぎ(しらい こむぎ)16歳の女子高生です。姉と2人で自宅の1階でパン屋さん「ふんわり堂」を営んでおり、朝早くから晩まで忙しくて、友達ともろくに遊べない日々を過ごしています。
「ふんわり堂」はこむぎのお父さんが生前営んでいたお店のため、こむぎにとっては大切な場所です。その為、毎日大変ですが、嫌だとは思わず、これが運命と受け入れせっせと働いていました。
ある日の朝、当日のパン屋さんの準備をしている時、フトお店の外にでると・・・
目の前で隣のビルに住む大澤煌人(おおさわ きらと)と女の人がキスをしている所に遭遇します・・・
まさかのシーンに目が離せなくこむぎでしたが、それに気づいた煌人が
「見んなよ 襲うぞ」
すごい剣幕で、こむぎに向かって言いました。
ひー。。。。そんなこと言われたら怖いですよね・・・
朝っぱらから、変な事してたのはそっちなのに・・・
それから数日後、今日は同級生で友人のバンドマン文太(ぶんた)に自分が出演するというライブに誘われていました。なんとか時間を作る為、朝から張り切ってパンを焼いたり、お店の周りを掃除していました。
すると前から、煌人がフラフラと歩いてきて、こむぎに近づいてきました・・・
また意地悪なことを言われるのでは!?とアタフタしていたこむぎですが、煌人は「401号室」となぜか部屋番号だけ言って、こむぎに向かって倒れ込み、そのまま寝てしまいました・・・
仕方なく、部屋まで担ぎ込んだこむぎ。
無事送り届け家に帰ろうとした時、寝ぼけた煌人はこむぎを無理やり引き留め、横に寝かせます。そしてこむぎに向かって、朝から働いている事を「がんばってんじゃん」と言って髪をなでます。
あまりの突然の出来事、初めての出来事にパン屋で使っているエプロンを煌人の家に置いてきたことも忘れドキドキが止まらないこむぎ。。。
そのまま学校へ行き、平常心を保つよう心掛けながら学校で過ごしていると・・・姉から連絡がはいります。なんと、お店でトラブルがあり、放課後お店を手伝うようとの連絡が・・・
文太のライブに行く約束が・・・
こむぎは約束を守れなかった罪悪感を持ちながらも、「ふんわり堂」を守らなければならない。という使命感でお店を手伝っていました。
その後、トラブルが解決した為、ダッシュでライブ会場に向かうこむぎ。
文太の出番の時間は過ぎていますが、ちゃんと謝りたい一心で向かいました。
無事到着し、ドアを開けるとー
すごい音の中、ステージの真ん中に立つ人にくぎ付けになるこむぎ。
その人は 煌人 でした。
煌人 のライブ後、こむぎはドキドキが止まらず、ぼーっとしていると男の人たちに絡まれてしまいます。
どうしてよいか分からず困っていると、
「この子にさわんな」と 煌人 が助けに入ってくれ、男達を追っ払ってくれました。
そのまま帰ろうとする 煌人 をなぜか引き留めたくなったこむぎは
「エプロンだけ返して・・・!」と叫びます。
煌人 は「いいよ じゃあ今から俺んち来る?」と言われ、ついていきました。
煌人の魅力に惹きこまれちゃったこむぎの必死さを感じますよね。
今まで出会った事のない感情に気づいちゃったのかなー☆羨ましい!
帰り道、ノコノコついてきている自分に我に返るこむぎ。どうしていいか分からず緊張しながらも家に到着しました。
家に入ってからはさらにガチガチ(笑)、コーヒーを出してくれた 煌人 の指が触れただけでドキドキが止まらなかったり、急に立ち上がる 煌人 に驚いて「ななな なんですが急に!!」と言ってしまう始末。。。
無事エプロンを返してもらいますが、身近で 煌人 過ごした事で、翌日は仕事が手につかないほどぽーっとしているこむぎ
煌人 の魅力にメロメロになっちゃったんですね(笑)
その後、何日も煌人と会う機会がなく、寂しく思っていたこむぎですが、会える可能性を信じ、ライブハウスに一人足を運びます。
ステージ上の煌人には会えましたが、直接話すことができないなと思いながらぼーっと立っていた時、フト気づくと隣に 煌人 が立っていましたっ!!
会えただけでドキドキがとまらないこむぎに対して煌人は
「言えよ 俺に近づきたいって」と言って抱きしめます。
キャーキザですねー(笑)
こむぎとしては好きな人に抱きしめられるなんて、うれしいですよね・・・
ですが徐々に周りから煌人だとバレてしまいます。急いで車の中に逃げ込んだ煌人とこむぎ。騒ぎが収まるまで車の中でおとなしく待つことに・・・
煌人を探す女の子たちを見て、こむぎは煌人の人気を目の当たりにしますが、煌人はそれを「俺のまぼろしでしょ」と言い捨てます。
実は煌人はスランプに陥っていて、曲をかけず、バンドを続けるか悩んでいました。
意外な一面をしるこむぎですが、これをきっかけにこむぎも素直に自分を見せていくことができるようになっていきます。。。
*********
徐々に距離を縮める2人ですが、この後こむぎの想いは通じるのでしょうか?
気になりますよね!!ぜひ読んでみてください。
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感想(ネタバレ含む)
バンドマンの煌人と女子高生こむぎの恋愛物語ですが、イメージするバンドマンらしく、キザで恥ずかしいこともさらっとできちゃう感じはらしくて世界観に入りやすく楽しめました。
バンドマンメインの話なので、やや刺々しい話になるのかと思いきや、とってもあったかいお話で、実は 煌人がスランプだった時に救ってくれたのが、こむぎのお父さんだったり、メジャーデビューをしないでインディーズを選ぶきっかけをこむぎが与えていたり・・・ やさしい 煌人 の印象が強く、こむぎとの恋を応援したくなる人柄なのも恋愛マンガ的にはとっても楽しめましたー!
こむぎは恋愛経験がないので、煌人の一挙手一投足にアタフタ・・・とってもカワイイ・・・(笑)それを知ってて仕掛ける煌人にもキュンキュンするシーンは沢山あり、読み応えありました!!
こむぎが煌人の音楽の魅力によって、自分の本心を見つけて成長していくーという点は全2巻を通して感じ、本作の魅力なのかなと思いますが、全体的には、2巻完結という事で、やや駆け足気味に進んでしまうのが正直ちょっと物足りなさを感じてしまいました。 煌人の抱える背景だったり、こむぎの友達トラブルや、ライバルの存在だったりがフッとでてきて、さらっと過ぎていく。あれあれ、もうちょっと存在感出して話を広げてくれーと(笑)
こむぎを好きな文太の事をもっと知りたいと感じたのは私だけ・・・?学校ではやや冴えない感じなのに、バンドマン文太はガラッと変わってハードでかっこいい感じになってた!!ギャップありすぎてついていけず・・・(笑)
恋愛王道パターンではありますが、やっぱりキュンシーン満載なのは満足感高い!ぜひ読んでみてください!!
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