【みだらな熱帯魚】ネタバレ感想&あらすじと本作の魅力をご紹介

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こんにちは、まこです。

今回は、【みだらな熱帯魚】ご紹介します。

みだらな熱帯魚 】 はプチコミック(小学館)の2013年8月号~2016年5月まで連載されていて、コミックスも全7巻完結済みの作品です。

女性が色っぽくて、男性がかっこいい!!王道の胸キュン作品です!あらすじやネタバレ感想、本作の魅力をお伝えします!!

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目次

作者の北川 みゆき(きたがわ みゆき)先生について

1984年12月25日号少女コミック(小学館)増刊に「12時の鐘は聞こえない」でデビューしています。

大人の恋愛を描いた作品が多くて、大人になってた今だからこそ、楽しめる作品が多いですよ~
本作者の作品の女性はみんな色っぽくて、綺麗で・・・それだけでも楽しめます☆

北川先生の「今宵もお待ちしております」もオススメです!

https://renaimanganosusume.com/koyoimoomachisiteorimasu/

【みだらな熱帯魚 】 の魅力について

引用:Amazon

・大人の恋愛で、こんな恋愛したくなる!と思わせる作品!

・女性陣の色っぽさがすごいっ!ドキッとします。

・男性陣がどれもかっこいい!!

仕事に疲れた時に読むと、心に潤いを与えてくれる作品ですよ!
ドキドキが欲しいとき、キュンとしたい時、ぜひ読んでみてください!!!

【みだらな熱帯魚】 あらすじ

主人公 海月 愛梨(みづき えり) は大学時代に知り合い仲良くなった長沢 唯(ながさわ ゆい)と戸田 雛子(とだ ひなこ)と3人で唯の両親の営んでいる喫茶店の2階で同居生活を送っています。

Case1 愛梨と雄星の場合

主人公・海月 愛梨(みづき えり)は入社以来5年間男性誌で雑誌編集者として働く27歳です。愛梨は17歳まで水泳に打ち込んでいましたが、親友にインターハイ予選で負けてしまったのを機に水泳から離れていました。その時、負けて泣いていた愛梨に誰かがタオルをかけてくれて、それに救われた愛梨はそのタオルを宝物として持っていました。

今日、愛梨は男性誌最後の仕事でプールサイドで撮影に参加していました。 愛梨は翌日から女性誌「プチ・マガジン」への異動が決まっていました。

仕事が終わり、プールサイドに宝物のタオルを忘れてしまったことを思い出し、探しに戻る愛梨。

プールサイドに落ちているのを見つけて、取ろうと手に取った時、プールの中からタオルをつかむ手があり、その手とタオルを取り合いになり、愛梨は負けてプールの中に落ちてしまいます。

取り合った男性に抱きかかえられ、水面に上がると、思わずその男性にビンタをしてしまいます。

見ず知らずの人に、しかも男性に抱きかかえられたら、誰でもビックリしますよね・・・
でも叩くとは・・・(笑)

翌日、プチ・マガジンに出社すると、昨日愛梨がビンタをした男性の補佐をするよう言われます。その人は叶 雄星(かのう ゆうせい)と言い、プチ・マガジンの売り上げを伸ばした敏腕編集者でした。

そんな雄星でしたが、出社早々編集長へ

「あーそうだ 今月予定していたifシリーズの取材 選手側へのオレの連絡ミスで中止になりました」

ほんとにこの人・・・デキる人・・・なの・・・?

『ifシリーズ』はアスリート限定でやってみたい職業のコスプレグラビアを企画した、プチマガの大人気企画ですが、雄星のミスで不定期掲載となっていました。

愛梨は仕事がひと段落し、好きにしていいと言われたので『ifシリーズ』の過去掲載号を確認することに・・・すると選手たちの最高にかっこいい瞬間も掲載されており、愛梨は魅力的な企画になっていると感じます。

すると後ろで雄星の電話をする声が聞こえ、つい聞き耳を立ててしまう愛梨。その電話の内容から、愛梨は『if』が不定期掲載なのはアスリート側の都合でドタキャンが発生していたからということを知ります。

愛梨は雄星に、自分の評価がマイナスになるような言い方してるんですね。と言うと、雄星は

「でも あれくらいで評価下がるような仕事はしてねーよ」

『if』を見て雄星の仕事ぶりを感じ始めていた愛梨は、ときめいてしまいます。

確かに、かっこいい!!

翌日、愛梨は出社早々、雄星に 『if』 の撮影に連れていかれます。昨日ドタキャンとなっていましたが、当日急遽OKがでたとのことでした。

現場に到着すると取材の相手は、愛梨が水泳をやめるきっかけとなったインターハイで負けた親友だった水泳選手でした。

昔の嫌な記憶がよみがえる愛梨。何とか撮影を終えた帰り道、 話したい気分になり、雄星に水泳を諦めたきっかけを話ました。すると、

「納得してないからやめたんじゃないのか」「簡単に諦めたんだな」と言われてしまいます。

酷い言われように愛梨は

「・・・頑張ったってどうにもならないことがあるって知っただけです 趣味で泳いでいる叶さんにはわからないことですよね」

と言い放って帰ります。

翌日、愛梨が負けたインターハイの記事を読みかえてしていると、その記事の中に雄星が競泳界期待の選手として紹介されている記事を見つけます。

急いで雄星に問いただすと、愛梨が水泳を諦めた同じ日に、雄星は事故に遭い、選手生命を絶たれていました。

頑張ってもどうにもならないことがあるという事を既に理解していた雄星に対し、申し訳なさとどのようにして乗り越えてきたのか知りたくなった愛梨。

雄星を知るため、愛梨は10年ぶりに泳いでみることにしました。

泳ぎながら、愛梨は自分のプライドのせいで水泳を楽しめなくなり、プライドを優先した結果水泳を諦めていた自分に気づきます。そんな自分が情けなくて涙していると・・・

「泳ぐのやめたんじゃなかったのかよ」

と雄星がプールサイドから声をかけてきました。

今は会いたくなかった愛梨は、思わずプールに潜りましたが、プールの中で息を吸ってしまい、苦しくなってしまいます。

そんな愛梨を雄星が抱え上げ、急にキスをされます。

愛梨もムカつくとは思いながらも雄星のことを嫌じゃないし、知りたくて受け入れていきます。。。。

キャーッこの展開は急すぎるけど、色っぽくて素敵です!!

Case2 唯と碧の場合

長沢 唯(ながさわ ゆい) は愛梨の同居人で、スイーツ大好きな、売れない少女漫画家の25歳です。今日は先日、愛梨がイケメンパティシエがいるお店として取材した「PATISSERIE J」に同居人3人で食べに来ました。

1時間半も並んだので、唯はこのお店の全種類を注文していました。

見た目も綺麗で可愛くって待ちに待ったケーキに心躍らせる唯

「いただきまーす!」

一口食べて、唯は言葉を失くして黙ってしまいます。

帰り際、愛梨にイケメンパティシエ野島 碧(のじま あおい)が挨拶に来てくれました。愛梨はスイーツ大好きな唯も知らなくって初めてきたと唯を紹介すると、

碧は「お客様のような方がご存じないとはうちの店も頑張らないといけませんね」

なんかちょっと人をバカにしたような発言・・・

その言葉にカチンときた唯は

「特においしくもなければマズくもない」

「だって人気があるのはケーキじゃなくて あなただもん!」

と一方的に言って、帰りました。

あまりに頭にきたとはいえ、すごい失礼なことを・・・・

別の日、唯は喫茶店で編集者と唯が描いた漫画の打ち合わせをしていました。

編集者からは唯の描く男キャラが魅力がないとコケにされ

「転職するなら今のうちかもしれないよ」とまで言われてしまい、何も言い返せない唯・・・

編集者が帰ったあと、悔しさと悲しさで落胆していると

「君って少女まんが家だったんだ 長沢唯さん」

とたまたま同じ喫茶店にいた碧が声をかけてきました。

編集担当者との会話を全部聞いていた碧は

「もしかして長沢さん 男が嫌い?」

・・・・・

実は唯は大の男嫌いで、過去のトラウマのせいで現実の男性に嫌悪感があり、もちろん恋愛経験はゼロでした。

そんな唯を見抜いた碧は唯の手伝いをしたいと申し出ます。

「今からオレの家で 長沢さんのこともっと教えてくれませんか」と家に誘う碧

突然の誘いに、慌てる唯。「頭おかしいんじゃないの!?」と逃げる唯に対し碧は

「そうやって今までも自分を変えるチャンスから逃げてきたからなんですね」

と言われ、「努力や研究を真剣に考えてる?」と言われた編集担当者の言葉と重なり、勢いで碧の提案に乗る事にしました。

しかし、いざ家に入る直前、怖くなり逃げ出してしまいます。。。。

唯はそんな自分自身が嫌になり、疲れ切っていました。

大好きな漫画を嫌いになる前にやめようと最後に、唯が大ファンの漫画家先生の受賞パーティーに参加しました。

最期に楽しもうとパーティーの雰囲気に浸っていると、急に横からケーキの盛り合わせを乗せたお皿を渡されます。

渡した相手を見ると、、、そこには碧がいました。

!!!!

実はそのパーティーに「PATISSERIE J」のデザートが用意されており、碧もパティシエとして参加していました。

こないだの事があり気まずい唯・・・目を合わせることもできずケーキを食べますが、ふと手が止まります。

急いで、ビュッフェに並んでいるケーキを改めて食べてみる唯。

・・・・

急いで碧を追いかけ、

「あたしがもらったケーキだけ違うお店のでしょう」と問いただします。

どう違ったか聞く碧に対し、

碧から直接もらったお皿のケーキについて「震えるくらいおいしかった」と言います。

すると

「よかった アレだけが 本当にオレが作ったケーキだから」

え・・・・!?
意味が・・・さっぱり・・・わからな・・・・

そこで碧は「もう一度 オレの家に来ませんか?」と唯を誘いました。

もう漫画家はやめるから必要ないとその場を去ろうとすると、パーティー参加者が唯の噂話をする声が聞こえてきました。

「顔でデビューがこんなところにまで来んなってカンジー」

・・・

あまりのヒドイ言われように怒りと悔しさがこみ上げる唯

「あの人達より売れたい あの人達を追い抜きたい・・・っ」

と思わず言う唯。そんな唯に碧は

「こんなしんどい思いは 好きじゃないと続けられない」と言ってくれます。

唯は再度碧に協力してもらう事にします。

Case3 雛子と圭の場合

戸田 雛子(とだ ひなこ) は愛梨の同居人で、銀行員として働く29歳です。実は大のアイドルヲタクで大ファンのマヤアツ(真矢 敦弘 まや あつひろ)は部屋中ポスターを張ったり、ライブは必ず見に行くほど大好きです。恋愛も沢山してきましたが、今はマヤアツを見てたいわーと恋愛を面倒に思っています。

ある日、愛梨の会社に届け物を頼まれた雛子。愛梨のいる「プチマガ」を探していると

「プチマガにご用ならこっちですよ」

教えてくれた人をみると

マヤアツッッ!!!!!

パニックに陥る雛子。なんとか自分を落ちつけようと試みますが、あまりの衝撃に動悸が止まりません

(笑)

パニックになっていると愛梨が現れ、そのマヤアツは実はマヤアツではなく、愛梨の幼馴染でフリーライターの真山 圭(まやま けい)であると紹介されます。

別人でした・・・(笑)

その際、愛梨に対する視線から圭が愛梨のことが好きな事に気づく雛子。

帰り際、圭に「ちょっと・・・お時間ありますか?」と誘われ飲むことになった雛子と圭

これをきっかけに雛子と圭は定期的に飲むようになりますが、内容はいつも圭の愛梨に対する愚痴でした。

そんな日々を送っている中、ヲタ友達の結婚話があり、やや焦りを感じる雛子。その時フト思い浮かぶのは圭の顔でした・・・・

ある日の仕事帰り、マヤアツの映画DVDを購入し、鑑賞の為、急いで家に向かっていると・・・圭から飲みの誘いが・・・

ずっと楽しみにしていたDVDでしたが、雛子は圭と飲みに行くことを選びます。しかも、普段は着ないワンピースを買って着替え、待ち合わせ場所に向かいました。

待ち合わせ場所の喫茶店で会った圭はなぜか目をそらしたまま、合わせてくれません。

気まずい雰囲気が流れていると、周りから「マヤアツにー」「かっこいー」などの声が聞こえてきます。

すると、圭が「でも・・・よかった 戸田さんがそういうミーハーじゃなくて」

え。バリバリのマヤアツヲタです。
絶対バレないようしないとですね。。。

また、圭は今日の雛子について「似合ってるから見れなかった 」と言います

え、えっーーーー!?なんだ それ。
そんな事思ってたの??ドキドキしちゃいますっ。

・・・

すると、そこに雛子のヲタ友が・・・・

圭を見た友達があまりにマヤアツに似ているので、絶叫します!!!

しかもマヤアツに似ているから自慢の彼氏でいいね!とまで言われてしまいました。。。。

そんなつもりじゃないのに、誤解されてしまいますよね・・・

圭からも「マヤアツと同じ顔だったから オレと会ってたの?」と言われてしまいます。

その時、雛子は初めて嫌わないでほしいと思い、圭のことが好きだったことに気づきます。

****************

主人公愛梨と雄星だけじゃなくて、唯や雛子もどうなるか気になります。

ぜひ読んでみてください!

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【みだらな熱帯魚】 の感想(ネタバレ含む)

本作の作者の女性はどのマンガを見ても色っぽくて、妖艶で綺麗なのが魅力でつい手に取ってしまいます。

本作は主人公含めた三者三様の恋愛が描かれいる点が他の恋愛マンガとは違い、とても楽しかったです!主人公愛梨と雄星の恋愛がメインではあるのですが、唯や雛子の恋愛についてもしっかりと描かれているので、それぞれに感情移入して読むことができました!

思い返しても主人公以外の恋愛がしっかり描かれている作品てあまりであったことがなく(another storyとかは別)・・・すごく楽しめた作品でした!!全7巻なのですが、中だるみなし!!さすがです!!!

三者三様 の恋愛の中で、個人的に好きだったのは唯と碧でした。

唯のトラウマや仕事のために碧が協力していくのですが、実は碧にもトラウマ?闇?があり唯と一緒にいることで乗り越えていくというのがとても理想的で読んでいて応援したくなりました。

特に「人を一番変えるのは目標や夢や希望なんかじゃない怒りだ」という碧の言葉はぐっとくるものがあり、私自身の人生を振り返ってみたりなんかして・・・

また、唯の父親が病気になり、漫画家を諦めなければとなった唯を助ける為、自身の働く店をやめて唯の両親の喫茶店で働いてくれる碧にはほんっとカッコイイーーー!と思いました。

本作は王道のラブストーリーで、憧れのオフィスラブ作品なので、だれでも感情移入できて楽しめるなと思います。

特に、何度も書いているのですが、官能小説か?と思わせるほどの色っぽさがあふれる作品で、その点も魅力だなと思います!ぜひ読んでみてください!!

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この記事を書いた人

恋愛マンガで人生に彩を与えたいなと思い、色んなシーンでオススメの恋愛マンガをご紹介していきたいと思います。

私は会社員として働いていますが、何度恋愛マンガに救われたことか・・・
もちろん恋愛したい時、恋愛につまづいた時だけではなく、仕事で落ち込んだ時、将来を悩んだ時、暇な時まで、すべての時に恋愛マンガがありました。
そんな素敵な世界を皆さんにお伝えしたく、また、疲れた日々の発散に役立ちたく恋愛マンガのすばらしさを伝えていきたいと思います。

仕事で忙しい方々が面白い恋愛マンガに出会うお手伝いができればと思います。参考にしていただけると嬉しいです。

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