【私は天才を飼っている 】あらすじネタバレ感想やオススメポイントをご紹介 無料試し読みサイトも

こんにちは、まこです。

今回は【私は天才を飼っている】をご紹介します。

【 私は天才を飼っている】は 2016年5月号から2018年7月号まで「Cheese！」（小学館） で 連載され、コミックスは全7巻で完結している七尾美緒子先生の作品です。

【私は天才を飼っている 】 は 日本を代表するIT企業KoNoCaの社長令嬢瑚花と幼馴染の浬とのラブストーリーです。浬には実はものすごい天才であるという秘密があります。公にはなっていませんが、瑚花のお父さんの会社が大きくなるきっかけは浬からもらったコードでした。瑚花は浬の事を弟の様に大切に思っていましたが、ある事をきっかけで気持ちに変化がでてきます。浬は瑚花への想いを隠しながら、裏ではある目的を遂行していました・・・・浬の思惑によりなかなか進まず、もどかしさが病みつきのオススメラブストーリーです！！ い

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作者は七尾　美緒（ななお　みお）先生

「真白な世界」でデビュー。その他作品では「宵の嫁入り」（Cheese!)等

オススメポイント

・恋愛１００％の内容ではないので、恋愛ドップリはちょっと・・・という人にもおススメ！！

・基本俺様の浬が、たまに甘いのがキュンとくる！！

・瑚花の真っすぐさがまぶしくて、心が洗われる(笑)！



あらすじ

主人公の一之瀬瑚花（いちのせ このか）は大学生ですが、日本を代表するIT企業KoNoCaの社長令嬢で、品行方正＆才色兼備で非の打ちどころのないまさに高値の花。しかも、幼馴染の男をペットとして飼っているという噂も重なり、大学内では有名な存在でした。

そのペットとは 瑚花 と同じ年 の相良浬（さがらかいり）のことで、 浬は幼い頃に唯一の肉親であった母を病気で亡くしてしまい、母の親友だった瑚花の母に引き取られ、瑚花の家族と一緒に暮らしてきました。

浬は顔はすっごいイケメンですが、いつもヘラヘラとして、笑顔を振りまいていつも瑚花にくっついている頼りない存在と思われています。しかも大学受験でも瑚花に勉強を教えてもらってやっと入れたという噂まで・・・

ですが、実は浬は秘密がありました。

・・

・・・

それは、浬が天才ということ。

瑚花と浬がまだ8歳の頃、 瑚花のお父さんの会社はまだ社員7名という小さな会社でした。しかしある日、浬が瑚花に ”魔法のコード”だよとナイショでお父さんに渡すよう頼んだUSBがきっかけとなり、瑚花のお父さんの会社は急成長を遂げ、日本を代表するIT企業となっていました。

そのことをきっかけに瑚花と瑚花のお父さんは浬の力を知る事になり、以降も度々瑚花のお父さんは会社で問題が生じた時、こっそり浬に力を借りていました。

ある日、いつものように大学で過ごしていると瑚花に父からヘルプの連絡が入り、浬と一緒にお父さんの会社へ向かい、あっという間に問題を解決させた浬。

瑚花の父は浬の能力をもっと世の中に知って欲しいと言いますが、浬はそれを決して望みません。

瑚花は浬が何か心に秘めていることを感じていますが、そのことは決して教えてくれないことに寂しさを感じていました。

その後、大学の研究室より浬が呼び出され一緒に大学に戻った瑚花。

到着早々、その研究室のPCでウイルス感染が発生しました。研究室の准教授 穂積先生 は急いで生徒を家に帰したあと、浬に修復を頼みました。浬も穂積先生には色々助けられているからと、引き受けました。

実は、 穂積先生は浬の幼い頃からの知り合いで、浬の能力を知る一人だったのでした。

自分とお父さんだけが浬の秘密を知っていると勝手に思い込んでいた瑚花は、なんとなくショックを受けてしまいます。

気分転換の為、買い物をしながら瑚花は、穂積先生は浬の助けになっているのに、自分は何の助けにもなれていない事に改めて落ち込みます。

今後はもっとしっかりして、浬の力になれるように頑張っていこうと思いなおしながら研究室に戻り、ドアを開けようとすると穂積先生と話す浬の声が・・・

「瑚花は僕を恋愛対象に見ていないし　僕も瑚花と今以上の関係になるつもりはない」

「迷惑だよ」

瑚花は浬が自分に一線を引いていることは感じていましたが、ずっと一緒に生活をしてきた大切な存在だった為、この言葉に瑚花は大きなショックを受けます。

瑚花は改めて、浬はいつも一方的に手を差し伸べてくれるけれど、瑚花からは浬の手を握らせてくれず、いつも子供扱いをされていたことに気づきます。

瑚花は自分自身の浬に対する気持ちや、浬とどうなりたいかを考えるようになります。

しかし、一方で浬は瑚花を子供の様に扱う理由がありました。

それは相手が子供だと相手に必要以上に望まないし、求めたりすがったりすることもないー

そんな互いの想いがある中、瑚花は何も知らない箱入り娘から変わっていこうと飲み会に参加したり行動を起こしていきます。

その飲み会をきっかけに浬との関係も大きく変わっていきます。。。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

瑚花と浬の関係は変わっていくのでしょうか！？

浬が瑚花に秘めている秘密とは・・・！？

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感想（ネタバレ含む）

題名にインパクトありますよね。（私もタイトルに惹かれたのがきっかけで読みました。）

内容的にはタイトルを裏切る事もなく、だからといって変態的な内容でもなく。しっかりとした恋愛マンガでした。

母親の為に一人きりで父親に復讐をしようとずっと悩んできたというかなり深い闇を持っている浬。読んでいて、なかなか軽くは読めない内容だなと・・・

ですが、浬の闇がちょいちょいうまい具合にでてきて、気になって一気読みでした。

結果的に瑚花が浬の心の闇を救ってくれて、ホッとしましたが、父親との和解部分はあっさり行き過ぎて、ちょっと拍子抜けしちゃいました。小さい頃から恨んでいたし、長年それが闇だったに、こんなにあっさりっ！？というところが少し残念だったのが正直な感想です。

恋愛面では瑚花のまっすぐに浬を想う気持ちや行動には私自身も勇気をもらいました。

浬は瑚花を思って何度も突き放していきますが、瑚花はちゃんと浬を知ろうと突き進んでいく・・・素敵な関係だなと。

最後ちゃんと結ばれてうれしかったです！！

私的には恋愛部分より浬の心の闇部分の内容が印象に残った作品でしたが、恋愛あり・事件（？）アリのオススメ作品です！

七尾先生の「宵の花嫁」は大好きで読んでいますので、そちらも今度書きますねー♪

まずは「私は天才を飼っている」をぜひ読んでみてください！！

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